Engineering education :技術者教育

機械工学科・機械設計コースは,JABEE認定のプログラムです.

JABEEとは

JABEEとは、日本技術者教育認定機構(JABEE:Japan Accreditation Board for Engineering Education)で、技術系学協会と密接に連携を保ちながら技術者教育プログラムの審査・認定を行う非政府団体です。 この組織が認定する日本技術者教育認定制度とは、大学など高等教育機関で実施されている技術者教育プログラムが、社会の要求水準を満たしているかどうかを外部評価機関が公平に評価し、要求水準を満たしている教育プログラムを認定する制度です。JABEE認定プログラムを修了すると、技術士第一次試験が免除されます。

JABEEの目的は、つぎのとおりです。

  1. 統一的基準に基づいて理工農学系大学における技術者教育プログラムの認定をおこない、教育の質を高めることを通じて、わが国の技術者教育の国際的な同等性を確保する。
  2. 技術者の標準的な基礎教育として位置づけ、国際的に通用する技術者育成の基盤を担うことを通じて社会と産業の発展に寄与する。

JABEEの分野には、機械および機械関連分野をはじめとして、化学及び化学関連分野など15分野があります。なお、詳細については、JABEEのホームページをご覧ください。

JABEEの要求する学習・教育到達目標

JABEEが要求する学習・教育目標には、(a)~(h)の要件と補足事項として分野別要件があり、当該プログラムがこれらの要件を満たすとともに、広く学内外に公開され、これに関わる教員および学生に周知されていることが必要です。

JABEEの要求する学習・教育目標

  1. 地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養
  2. 技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者が社会に対して負っている責任に関する理解(技術者倫理)
  3. 数学、自然科学および情報技術に関する知識とそれらを応用できる能力
  4. 該当する分野の専門技術に関する知識とそれらの問題解決に応用できる能力
  5. 種々の科学、技術および情報を利用して社会の要求を解決するためのデザイン能力
  6. 日本語による論理的な記述力、口頭発表力、討議等のコミュニケーション能力および国際的に通用するコミュニケーション基礎能力
  7. 自主的、継続的に学習できる能力
  8. 与えられた制約の下で計画的に仕事を進め、まとめる能力

分野別要件(機械および機械関連分野)

  1. 数学については線形代数学、微積分学などの応用能力と確率・統計の基礎、および自然科学については物理学の基礎に関する知識。
  2. 機械工学の主要分野(材料と構造、運動と振動、エネルギーと流れ、情報と計測・制御、設計と生産・管理、機械とシステム)のうち各プログラムが重要と考える分野に関する知識と、それらを問題解決に応用できる能力。なお、各分野の内容要件については別に定める。
  3. 実験等を計画・遂行し、結果を解析し、それを工学的に考察する能力。

JABEEの要求する学習・教育の量

当該プログラムは、つぎの学習・教育の量を満たす必要があります(2010年度基準)

  1. プログラムは4年間に相当する学習・教育で構成され、124単位以上を修得し、学士の学位を得た者を修了生としていること。
  2. プログラムは学習保障時間(教員等の指導の下に行った学習時間)の総計が1,800時間以上を有していること。さらに、その中には、
    1. 人文科学、社会科学等(語学教育を含む)の学習250時間以上、
    2. 数学、自然科学、情報技術の学習250時間以上、および
    3. 専門分野の学習900時間以上

    を含んでいること。

機械設計コースにおけるJABEEの学習・教育目標との対応

機械工学科・機械設計コースはJABEE認定プログラムで, プログラムの学習教育目標とJABEEの学習教育目標との対応は次のようになっています.